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高性能住宅とは

 東北以北の地域における住宅の室内居住環境としては、長く厳しい冬の季節にあっても、寒さにとらわれることなく家中全体が快適で、住まう人が健康的かつ文化的な生活を営めるような状態の空間を確保することが必要です。

 北国の住宅にとって「高断熱化」、「高気密化」は快適な居住空間を実現するための基本条件ですが、これはあくまでも大量のエネルギーを使うことなく「省エネルギー的に、かつ、耐久性のある(長持ちする)住宅」を前提として実現されなければなりません。一般に高性能住宅というと、つい高断熱、高気密住宅など熱性能が高い住宅を連想しがちですが、ここでいう「高性能住宅」とは、これらを基本要素として、快適な居住環境の実現を目的に省エネルギーで高耐久性を有する住宅を指し、北国ばかりでなく日本の高温多湿の気候風土にあった住宅をいいます。
冬期の屋内居住環境レベル
(寒地住宅開口部研究会の表に「湿度の概況」を付け加えた)
屋内の温度・湿度の状況
温度の概況 湿度の概況
スウェーデンやカナダの高性能住宅  屋内はいつでも、どこでも18℃から20℃前後で、上下温度差もほとんどなく、暑さ寒さを感じなく快適。 50%RH前後の適度な湿度に保たれ、さわやかですがすがしい。
スウェーデンやカナダの普通の住宅  だいたい20℃前後のやわらかい暖かさに保たれているが、場所によっては、時に15℃から16℃、あるいは20℃から24℃位になることもある。上下温度差もせいぜい3℃から4℃ぐらいで全体としては快適である。 だいたい40%から60%位であまり問題になることはない。
東北や北海道の高断熱住宅の大部分  暖房室は22℃から23℃ぐらいで、特に寒さを感じることはないが、暖房を切ったり、非暖房室では10℃から15℃くらいまで下がって寒い。上下温度差も5℃から10℃くらいあり、足元が寒いなどドアの開閉にも気を使う。 場所や時によって乾燥感があったり、逆に湿っぽく感じることがある。
(本州)

日本の大部分の住宅

(北海道・東北)

 暖房室も25℃くらいないと寒い。暖房を切ったり、非暖房室では10℃位まで下がる。上下温度差も10℃以上あり、足元が冷え、ドアを閉めておかないと寒い。 場所や時によって乾燥感がある一方で、湿っぽい感じもある。加湿器が使われる一方で結露に悩む等の問題もある。
 暖房室も25℃以上にしないと寒い。暖房時以外は時に氷点下になることがあり、上下温度差も10℃から15℃以上と大きく、起床時は寒さがつらい。

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