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換気装置について
風量測定の必要性
1種換気の問題点
粉塵付着量
粉塵付着量 その2
潟Aトム環境工学>換気装置について>粉塵付着 その2
粉塵付着量

 ダクト表面には、抵抗(圧力損失)が発生します。この抵抗により機器性能に影響を与えます。抵抗が大きいダクトを使用すると能力の大きな機器を設置しなければならず機器の消費電力(ランニングコスト)も跳ね上がります。また、50φと100φで同じ換気量を通過させるには、50φは単純に100φの4倍の風速で通過させる必要があり送風音が発生する可能性があります。逆をいうと、送風音が発生していないということはダクト抵抗により機器性能が発揮されていないということも考えられます。

 ダクト径を50φと100φで比較してみると、通過風量を30m3/hとして100φを1とすると50φは約32倍の抵抗があります。抵抗が大きいということは、同性能の機器を使用した場合にダクト末端部での換気量は激減してしまいます。また、径が小さいと付着・蓄積した粉塵がダクト径を狭める結果となります。粉塵などは、ダクト曲部・底部に付着しやすく急激な曲がりが発生すると特に付着量が多くなりやすくなります。

 施工性を重視するあまり、径を小さくすると機器能力の低下をもたらし建物の換気のための空気循環を妨げる結果につながってしまいます。

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