葛巻ウィンターキャンプと渡邊先生の最終講義について

先々週の木曜日と金曜日、大阪から名古屋、新潟や長野、山梨、神奈川、東京、埼玉、千葉、東北各県など、ほぼ全国の弊社の代理店や特約店の方35名が外気温が-12℃にも下がる葛巻高原の弊社の葛巻セミナーハウスにお出でいただき、「循環型社会における再生可能な自然エネルギー利用について」というテーマでセミナーを開催いたしました。

葛巻セミナーハウスは、太陽熱・地中熱で暖冷房や給湯を賄い、それに係る動力エネルギーを太陽光発電の電力で自給するという「ネット・ゼロ・ハウス」で、数年前に建築し、一般人たちや建築実務者に自然エネルギーだけで-12℃以下になる環境でも快適な室内環境を実現できることを体験させることを目的したセミナーハウスです。

ゲスト・スピーカーに岩手県立大学の高島先生、本間先生、㈱アグリクラスターの福宮社長、そして自立循環型社会をいち早く構築した葛巻町の鈴木町を迎え、これからの社会情勢や施策を背景とした温暖化対策技術について、そりをまさに地でてく葛巻セミナーハウスのセミナー室が、定員を超えるほどの盛況さでした。代理店のアグリクラスターの福宮社長は、技術畑の出身の社長になりますが、農業分野に再生可能な自然エネルギーの導入を促進するフラッグシップ的な存在で、化石燃料に依存しない自然エネルギーで農業分野のエネルギーを賄うプロジェクトを進める第一人者で、代理店の多くの人が弊社のソーラーボイラーゆジオサーマルヒートポンプの拡張性の手ごたえを感じたようでした。

 

月曜日には、恩師の九州大学大学院人間環境学府の渡邊俊行先生が、三月に退官し名誉教授に就任するにあたり、講義としては最後になる研究者のための講義が九州大学であり、先生の講義を伺ってきました。

いつもながら、用意周到、全力投球の講義で、全国から集まった渡邊先生の講義を拝聴するために来た研究者や門下生、卒研生からは感嘆の声が上がっていました。さすがに、日本でも三指に入る学識経験者の渡邊先生の話に、胸が熱くなるような興奮を感じざるを得ませんでした。 この話は、後日、ゆっくりと書くとして、講義の最中、渡邊先生に「そうでしょう、岩岡さん」と講義内容の確認を名指しされた時には、頭の血が沸騰するくらい感激してしまいました・・・(次回に続く)

 

 

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このページは、アトム環境工学が2010年3月 1日 00:02に書いたブログ記事です。

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